マタニティピラティス教室・スタジオの選び方~チェックすべきポイントと注意点

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妊娠中の体は日々変化していきます。体重の増加や姿勢の変化、ホルモンバランスによる不調など、心と体にさまざまな影響があらわれる時期です。そんな中で「マタニティピラティス」は、妊婦さんが安心して取り組める運動として注目されています。

でも、いざ始めようと思っても「どの教室を選べばいいの?」「安全性は本当に大丈夫?」と不安に感じる方も多いはず。今回は マタニティピラティスのスタジオや教室を選ぶ際のポイント と、注意点についてわかりやすく解説します。

1. 医師の許可を確認すること

まず大前提として、マタニティピラティスを始める前に必ず 主治医の許可 を得ることが必要です。

妊娠中の運動は基本的に安全とされていますが、切迫早産や妊娠高血圧症候群など、個別のリスクがある場合には運動が制限されることもあります。(女子・女性のための運動の効果がわかるベーシックガイド)

教室選びのチェックポイント

・体験レッスン前に「医師の許可をとってきてください」と案内してくれるスタジオは安心。

・公式サイトやパンフレットに「医師の許可が必要」と明記されているか確認しましょう。

2. インストラクターの資格と経験

妊娠中の体はデリケートなので、インストラクターの質はとても重要です。

チェックしたいポイント

  • マタニティピラティス専用の資格 を持っているか

  • 医療従事者や助産師と連携しているか

  • 実際に妊婦さんへの指導経験が豊富か

資格の例として、STOTT PILATESやBASIなどの国際資格に加えて、マタニティ専門の研修を受けているかどうかも信頼度を高める基準となります。

3. レッスンの環境と設備

安心してレッスンを受けるためには、スタジオの環境も大切です。

設備で確認すべき点

  • スタジオが清潔で、換気が十分か

  • マタニティ用のボルスターやクッションが用意されているか

  • 床が滑りにくく、広々としているか

  • トイレや休憩スペースが近くにあるか

特に妊娠中は体調の変化が急に起こることもあるので、休憩しやすい環境が整っているかどうかが大切です。

4. レッスン内容の安全性

マタニティピラティスでは「やってはいけないポーズ」も存在します。

避けるべきポーズの例

  • 仰向けで長時間行うポーズ(子宮への圧迫)

  • 強い腹筋運動(腹圧が高まるため)

  • バランスを大きく崩すリスクのある立位ポーズ

チェック方法

  • 公式HPに「妊婦さん向けにアレンジしたプログラム」と書かれているか

  • インストラクターが「個人の週数や体調に合わせて指導します」と明言しているか

5. 少人数制か、個別対応か

グループレッスンは仲間意識を持てるメリットがありますが、妊娠中は個人差が大きいため、少人数制やパーソナルレッスンの方が安心です。

比較の目安

  • パーソナルレッスン:安全性が高く、初心者や高齢の妊婦さん向き

  • 少人数制(5人以下):仲間と交流できるが、講師の目が届く範囲

  • 大人数制(10人以上):価格は安いが、リスクが増える

6. アクセスと通いやすさ

妊娠中は移動そのものが負担になります。

通いやすさのポイント

  • 駅から近い(徒歩5分以内が理想)

  • エレベーター完備のビルかどうか

  • 雨の日でも通いやすい環境か

特に妊娠後期になると階段の上り下りは大きな負担になるため、スタジオの立地はしっかりチェックしましょう。

7. 口コミ・体験談の確認

実際に通った妊婦さんの口コミはとても参考になります。

  • 「先生が優しくて安心できた」

  • 「レッスン中に気分が悪くなったとき、すぐに対応してもらえた」

  • 「少人数制で声をかけてもらえるのが安心」

など、実際の体験談からスタジオの雰囲気や安全性を読み取れます。

8. 費用と体験レッスン

スタジオによって価格は大きく異なります。

平均的な料金の目安

  • 体験レッスン:1,000〜3,000円

  • 月謝制:月4回で10,000〜15,000円程度

  • パーソナル:1回7,000〜10,000円前後

おすすめは体験レッスン。一度参加してみて、インストラクターの対応やスタジオの雰囲気を確認しましょう。

9. 注意点まとめ

  • 必ず医師に確認する

  • 資格や経験豊富なインストラクターを選ぶ

  • 設備がマタニティ対応かどうか

  • 少人数制や個別対応を優先する

  • 通いやすさ・費用も重要

まとめ

マタニティピラティスは、妊娠中の体をサポートし、出産や産後のリカバリーにもつながる素晴らしい運動法です。しかし、その効果を安全に得るためには スタジオ選びが非常に重要 です。

「医師の許可・インストラクターの質・安全な環境」この3つを押さえておけば、安心してスタートできます。

体調の変化を第一に考えつつ、あなたに合ったスタジオを見つけて、妊娠期を心地よく過ごしてくださいね。

ピラティススタジオによっては、マタニティの方を対象としたクラスを実施している所もあります。

例えば都内の恵比寿だけでも、zen place pilatesやSUMUGI、the SILK恵比寿などのピラティススタジオがマタニティ向け教室を開講しています。(出典:ピラティス専科)

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